千葉県船橋市のHKオンラインドラム教室 の日記
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なぜ基礎練習をやらなければならないのか?
2013.09.07
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今日は「なぜ基礎練習をやらなければならないのか?」についてです。
はっきりいって基礎練習は面倒な練習です。
しかも練習内容がとても地味です。
しかし、基礎練習をやる意味が分かればやる気もでてくるはずです。
世の中にあふれているアーティストの楽曲のバンドスコアに書いてあるドラムパターンを見てください。
8ビートや16ビート、シャッフルなどさまざまなリズムやフィルインが存在します。
8ビートは8分音符が主体となっています。
16ビートは16分音符が主体となっています。
シャッフルは3連符の真ん中が抜かれたものが主体となっています。
このように8分音符や16分音符、または真ん中の音符が抜かれた3連符が叩けないとリズム自体がきれいに叩けません。
ですので、チェンジアップやチェンジダウン、スティックコントロールの練習が必要となってきます。
楽曲のドラムパターンをどんどん細分化していくと、
とてもシンプルな8分音符や16分音符にたどり着きます。
例えば「ドンパンドドパン」の8ビートです。
ハイハットは右手で8分音符。
スネアは左手で2・4拍に4分音符。
バスドラムは右足で1拍目に4分音符、3拍目に8分音符2つ。
こんな感じで4分音符と8分音符になっているのです。
よって4分音符と8分音符の基礎練習をしていないとリズムにズレがでてきます。
これらのことをいきなり右手・左手・右足でやると、後ほどテンポがキープできないという困る結果になります。
リズムを叩いていて速くなってしまったり、遅くなったりする原因は100パーセント基礎練習にあります。
まずは右手だけや左手だけ、右足だけで4分音符と8分音符の練習して、
出来たらすべて組み合わせます。
プロのミュージシャンがドラムを叩いているのを見て、真似をするのに飽きたら基礎練習を少しだけしてみてください。
とてもゆっくりなテンポからです。
リズムがとても安定してくると思いますよ。
